先日、機材整理を行い、2つのレンズを手放すことにしました。
手放したレンズの1つ目は、「PENTAX HD DA 35mm f2.8 macro limited」です。
APS-Cサイズ専用の小型軽量なマクロレンズで、イメージ的には、マクロ撮影もできる標準レンズというのが最適かもしれません。
HDコーティングや円形絞りを採用してるので、ゴーストやフレアが抑制されボケ味も美しくいレンズでした。スライド式のレンズフードが内蔵されているので、かさばらないのも魅力的で、PENTAX KPの標準レンズとして常用していました。
このレンズはとても良いレンズだと思いますが、今回手放すことにした理由は以下の通りです。
- フルサイズ対応ではないのと、所持しているPENTAX smc FA31mm limitedと焦点距離が似ている。
- マクロ撮影では被写体に非常に近づかなければならず、影が写り込んだり、逃げられたりすることが多かった。
- AFがボディAFのため駆動音が大きく、速度が気になった。
二つ目は、TAMRON A001P SP AF70-200 f2.8 Di LD asphericalです。
こちらは、フルサイズ対応の大口径望遠ズームレンズで、重量1150gとF2.8通しのフルサイズ用レンズとしては軽量で、最短撮影距離は0.95m、最大撮影倍率は1:3.1でマクロ撮影も可能なレンズでした。
私はこのレンズを、主に人物や風景などの撮影に使っていました。
高い解像力と、開放の柔らかなボケ味が気に入っていました。また、70-200mmという画角は非常に使いやすく、被写体を引き立てたり、風景を切り取ったりするにもとても便利でした。
このレンズもとても良いレンズだと思いますが、手放すことにした理由は以下の通りです。
- ボディAFのため作動音が大きく、フォーカス速度に不満があった。
- AFとMFの切り替えが、ボディとレンズで行う必要があり面倒だった。
- 軽量とはいえ、それなりに重量があり大きいため、旅行など荷物が制限されている状況では持ち出しにくかった。
- PENTAXの純正レンズではない。
どちらのレンズもそれぞれに良い点と悪い点がありましたが、私は自分の撮影スタイルやニーズの変化からに今回手放すことにしました。
実は、今回はレンズを下取りに出し、新しい機材を購入しています。
下取りに出したレンズは、次のオーナーにも喜んでもらえると嬉しいです。
新機材は届いたらまた紹介したいと思います。