先日、PENTAX K-1 MarkⅡ/J limited01向けにファームウェアアップデートが公開されました。
今回のアップデートによって専用のカスタムイメージ「Gold」が追加されることに。
早速アップデートを行なってカスタムイメージ「Gold」縛りで撮影に行ってきました。
使い始めの印象としては、K-1 MarkⅡのファインダーが若干黄色味を帯びているため、ファインダーを覗いた際のイメージが写真へ反映されているように感じていました。
何度か撮影を重ねるうちに、まるで「美術館の中で見る絵画」が描き出されているような印象を受け、撮影をしていて非常に楽しかったです。
初期値のシャープネスが「−3」であるので、輪郭線が優しく出てくるところと、この絶妙な色合いがそう感じさせたのだと思います。
変化球すぎるカスタムイメージかと思っていましたが、想像したよりは扱いやすいと思いました。
シャドー部は青みがかりハイライト部は黄色味を帯びて表現されるのが中々面白いです。
今回は、初期値のままで撮影しましたが、パラメータを調整して撮影すると、より表現を楽しめそうだと思っています。
また、撮影をして感じたのは、光学ファインダーで撮影する楽しさ。
結果を予測して撮影してますが、このカスタムイメージだと思わぬ撮影結果に「おっ」となることも何度かあり、良くも悪くも想像以上の世界が撮影できるのが楽しかったです。
電子ファインダーでは結果が分かってしまうため、この変化球的な表現をあまり楽しめないように感じました。あくまでも個人的感想ですが。
K-1 MarkⅡで撮影する楽しみが増えたのは何よりです。
カスタムイメージ「Gold」をしばらく使い込んでみようかと思います。